ビジネス・キャリア
調子の悪い日でも仕事が前に進む集中システム
在宅で働くADHDのあなたへ、波のある毎日でも安定して成果を出せる働き方を届けます。
- 集中の波を味方にできる
- 悪い日でも最低限をこなせる
- 自分を責めずに調整できる
試し読み
朝、パソコンの前に座ったものの、何から手をつければいいのか分からないまま、気づけば昼になっていた。そんな経験はないだろうか。リモートワークは自由に見えて、実は「自分のリズム」を誰も管理してくれない働き方だ。オフィスにいれば会議や同僚の視線が自然と区切りを作ってくれたが、自宅ではその区切りを自分で設計しなければならない。ここで多くのADHDの人がつまずく。集中できない自分を責め、昨日はうまくいったのに今日はなぜ動けないのかと混乱する。だが待ってほしい。集中力は一定ではなく、波のように上下する。この波の存在を認め、記録し、設計に組み込むこと。それが本章の出発点だ。あなたはもう、自分を変えようとしている。その時点で、多くの人より一歩先にいる。 自分のリズムを知る、朝の記録から始める いきなり完璧な朝を作ろうとしないでほしい。まず一週間、朝起きてから最初の二時間で「何ができたか」「集中の質はどうだったか」を一言でいいので記録する。時刻、天気、前夜の睡眠、最初に手をつけた作業。これを続けると、あなた固有の集中のピークが見えてくる。業界の調査でも、多くのリモートワーカーが午前中に認知負荷の高い作業を置くことで生産性が上がったと報告している。ただしピークの時刻は人によって違う。あなたの記録だけが正解だ。 良い日と悪い日、二つのリストを用意する ADHDの特性として、調子の波が大きい人が多い。だからこそ、リストは一つで十分ではない。
目次
- 1. 集中の波を味方につける、一日の設計図
- 2. 気が散る脳を前提にした、環境と通知の整え方
- 3. 悪い日を乗り切る、最小限モードの切り替え方
- 4. 集中が続かない自分を責めない、振り返りと調整の習慣
新しい本の更新情報を受け取る
新刊が追加されたらメールでお知らせします。スパムはありません。