ビジネス・キャリア
副収入を本業に変え、安定した収入基盤を築く
副業収入を伸ばしたい会社員が、撤退時期と資金計画を数字で固め、本業化へ移行できる
- 辞める前に収入の安全ラインが分かる
- 12か月の準備手順が具体的に組める
- 移行後のキャッシュフローが安定する
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給与明細を開くたびに、あなたは小さな嘘を自分についている。額面の数字を見て「今月も安定している」と安心する。だがその数字は、あなたの現在地ではなく、あなたが会社にどれだけ依存しているかを示すスコアにすぎない。会社を辞めるかどうかを迷っている人の多くは、実は判断材料を持っていない。収入は一つ、支出は漠然、貯金はなんとなく。これでは移行計画ではなく、願望を語ることになる。今日この章でやることは地味だ。勇気も才能も要らない。ただ、あなたの生活を数字に置き換える。ここを飛ばした人は、後で必ず同じ場所に戻ってくる。逆に言えば、ここを終えたあなたは、まだ始めてもいない大勢の人より一歩先にいる。 給与以外の収入源をすべて洗い出す まず紙でもスプレッドシートでもいい、過去12か月の入金を全部並べる。副業の報酬、フリマの売上、配当、ポイント還元、たまの単発案件、家族からの援助も含める。大切なのは金額の大きさではなく、三つの性質で仕分けることだ。継続性があるか、あなたの時間に比例するか、止めても誰も困らないか。この仕分けで、多くの人は自分の副収入が「労働の延長」でしかないことに気づく。それは悪いことではない。ただ、本業を辞める根拠にはならないと知っておく必要がある。 生活費の最低ラインを1か月単位で計算する 次に支出を「削れるもの」ではなく「止められないもの」で分ける。家賃、光熱費、通信費、食費、保険、税金、ローンの返済。
目次
- 1. 現在地を数字で把握する
- 2. 副業を「小さな本業」に育てる
- 3. 会社を辞める前の12か月準備期間
- 4. 移行後のキャッシュフローを安定させる
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