ビジネス・キャリア
週8時間を取り戻し、本当に必要な仕事だけに集中できる
毎週こなす業務に追われる人へ。監査の視点で自動化を進め、週8時間を自分のために取り戻します。
- 不要な作業を削り時間を生む
- 任せる業務と自動化を見極める
- 週8時間を自分のために使える
試し読み
金曜日の夕方、あなたは机の前でため息をついている。「今週も忙しかった」。でも、具体的に何に時間を使ったのかと問われると、答えに詰まるのではないだろうか。月曜の会議、火曜のメール返信、水曜の資料修正、木曜の打ち合わせ……記憶はある。しかし、それは「記録」ではない。多くの人が、自分の一週間を「なんとなく」で過ごしている。そして、その「なんとなく」こそが、あなたから週8時間を静かに奪っている正体だ。あなたはおそらく、時間がないのは仕事量のせいだと考えている。だが、本当の問題は量ではなく、見えていないことにある。見えないものは、削れない。削れないものは、永遠にあなたの時間を食い続ける。今日から始めるのは、特別なスキルではない。ただ、自分の時間を「見える化」するだけだ。 なぜ15分単位なのか 時間記録と聞くと、1時間ごとにメモする程度を想像するかもしれない。それでは不十分だ。人間の作業は、意外なほど細かく切り替わっている。メールを開き、3通返信し、資料を確認し、誰かに声をかけられ、また戻る。この切り替えは1時間の枠には収まらない。15分という粒度は、こうした「小さな中断」と「繰り返し」をあぶり出すために選ばれている。1時間単位では、複数の作業がひとつの塊に溶けてしまい、本当の姿が見えなくなる。 記録のルールは3つだけだ。第一に、作業が変わった瞬間に書く。後でまとめて思い出そうとすると、脳は都合よく編集してしまう。第二に、作業名は「動作」で書く。
目次
- 1. あなたの一週間を可視化する業務棚卸しの第一歩
- 2. その作業は本当に必要か、削除と委任で削る判断基準
- 3. 自動化できる業務とできない業務を見極める技術
- 4. 週8時間を取り戻す自動化の実装と定着の手順
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