Jajahon
メール活用

言ったつもりが伝わる仕組みを手に入れる

会議・メール・雑談で「伝えたつもり」が空回りするすべての人へ——ズレを即修正し、成果が3倍変わる具体策を今すぐ。

  • 曖昧語を数値化する即効変換表
  • 会議・メールの無駄を半減
  • 初回指示で実行率90%を達成

試し読み

「できるだけ早く、お願いします。」 あなたはそう言った。心のなかでは、2時間後には欲しいと思っていた。相手は「明日の午前中で大丈夫ですか」と確認してきた。あなたは「ええ、できれば」と答えた。そして翌日、あなたは苛立っている。なぜ、あの程度の仕事が終わっていないのか。 相手にしてみれば、あなたは「明日でいい」と言ったのだ。あなたにしてみれば、「できるだけ早く」は2時間後を意味していた。 このすれ違いは、どちらが悪いのでもない。むしろ、あなたの脳があなたを裏切ったのだ。 ## 記憶の自己補正バイアス——言った側は忘れ、聞いた側は残す 人間の脳は、自分が発した言葉を「意図した内容」として記憶する。あなたは「できるだけ早く」と言ったとき、心のなかで「2時間後」という具体的な締切を思い浮かべていた。だから、後になって記憶をたどると、脳は「自分は2時間後と言った」と補正してしまう。これを記憶の自己補正バイアスと呼ぶ。 一方、聞いた側の脳は、あなたの意図など知らない。「できるだけ早く」という言葉だけが、要点として残る。そして「できるだけ早く」の解釈は、相手の経験則で決まる。相手が「明日でいい」と思ったのは、その人の職場やこれまでの人間関係がそう教えたからだ。 ## ダブル・バインディング——曖昧さが二重の意味を生む 「できるだけ早く」「なるべく安く」「適当にやっておいて」 こうした言葉は、発する側と受け取る側で、まったく異なる解釈を生む。

目次

この本をシェア

新しい本の更新情報を受け取る

新刊が追加されたらメールでお知らせします。スパムはありません。

← Jajahon ご意見・ご感想
ご意見をお聞かせください

不具合の報告や改善提案など、お気軽にどうぞ。