セールス
迷いを「契約」に変える心理術
AI導入に迷う企業を支援する営業・コンサルタント向けに、技術説明なしで最短30日で契約を勝ち取る実践フレームワークを公開。
- 迷いを言語化する面談技術
- 稟議を突破する説得の型
- 価格交渉なしで予算確保
試し読み
「そのAI、御社の営業データはどうやって学習させるんですか?」——あなたは今日も、こう訊いている。相手は苦笑いを浮かべ、会議室の時計をチラリと見た。終わりだ。また一つ、案件が遠ざかった。 なぜだろう。あなたは正しいことを言ったはずだ。最新のモデル構成、RAGの精度、ファインチューニングの費用対効果。完璧な技術トークだった。それなのに、相手の目は死んでいる。むしろ、話せば話すほど、契約から遠ざかっていく。 ここであなたに衝撃的な事実を伝えよう。**営業が「教えすぎる」ほど、成約率は下がる。** これは逆説のように聞こえて、実は当然の帰結だ。技術の話をすればするほど、あなたは「説明する人」になり、相手は「理解できない自分」を突きつけられる。人間は、理解できないものを前にすると、敵意ではなく「無関心」という仮面を被る。その仮面の下で何が起きているのか、あなたは見えていない。 ## 顧客は技術を求めていない。「迷いの解消」を求めている あなたが会っている相手は、IT部門の担当者ではないだろう。経営企画、事業部長、あるいは社長自身だ。彼らが本当に知りたいのは、AIの仕組みではない。「これを入れたら、来月の売上はどう変わるのか」「誰が運用するのか」「失敗したら、誰の責任になるのか」。 この三つの問いが、顧客の迷いの正体だ。私はこれを**「迷いの3層構造」**と呼ぶ。 - **戦略不安**——「AIを導入して、本当にうちのビジネスは良くなるのか。
目次
- 1. 「AI疲れ」した顧客の正体——技術トークが契約を逃す理由と、迷いの3層構造(戦略不安・運用不安・予算不安)を解きほぐす診断シート
- 2. 初回面談で「契約の種」を植える——経営者が本音を漏らす「沈黙の聞き手」技法と、予算額を聞かずに予算感覚を握る「逆張りヒアリング」
- 3. 稟議を突破する「抵抗者マップ」——IT部門・現場リーダー・経理の3者の「失うもの」を特定し、それぞれに異なるストーリーを届ける
- 4. 価格交渉ゼロの「ROI逆算」提案——「いくらかかるか」を聞かれたら「いくら稼げるか」を先に語る、3段階の金額フレーミング
- 5. 契約後の「迷い」を再発させない——導入初週に起こる「幻滅期」を乗り越える、先回りサポートの仕組み
新しい本の更新情報を受け取る
新刊が追加されたらメールでお知らせします。スパムはありません。